Join Nostr
2026-04-18 07:45:58 UTC

ひよこ博士 on Nostr: 前の話 ...

前の話 https://misskey.io/clips/al5c0v7eez29008z

力の限り地下水道を駆け抜ける。先ほど俺に話しかけた少女が腕の中にいる。後ろから何体の兄弟がついてきてる。彼らもそれぞれメスの一人か二人を確保してる。その誰もが恐怖で泣き叫んでるが、やはりこの子だけは異様に静かで大人しい。

本当は俺もその場でこいつの服を剥がして交尾したかった。だが、リスクは大きすぎる。俺達の姿が見られた時点で警察が向かってきてると考えるべき。

ヒト…特に一番数の多い人間族の身体が弱いがその武器は脅威。逃げ遅れた仲間がいたら、銃で遠くから何度も撃たれて命はないだろう。
それに賢い。この水道の中まで簡単に俺達を追いかけないと思うが、すぐに対策されしばらくこの方法で町に侵入出来ないと考えるべき。
仲間意思も強い。このメス達を奪い返すための捜索隊から身を隠す必要はある。
それ故にヒトのメスを母胎にすることでしか増えない俺達魔物の繁殖成功率が恐ろしく低くどんどん頭数が減ってきてる。だからこそ、俺は慎重に徹して確実に種を残すつもり。

少女の顔を覗き込む。地下水道の匂いで少し顔をしかめてるけど、それだけだ。ヒトは魔物を恐怖し、交配を激しく嫌がるものと思っていたが抵抗する素振りをまったく見せない。殆ど無表情…まるで自分の身に起きてることに興味がないようだ。
不思議だ。繁殖への渇望とは別に、何故この子がこうも他の若いメスと違うのか…そしてどうすればこいつを反応させられるのか、好奇心と興味をそそる。
一刻でも早く巣に戻って、この衝動のすべてをこの子にぶつけたい。