村上春樹さんの『女のいない男たち』を読みました。
収録されている物語は、登場人物たちの人生を覗き見るための「小さな窓」のようなものだと感じました。
まるで、物語の枠を超えた場所でも、彼らがその特異で個性的な人生を生き続けているかのように思えたのです。また、時として登場人物たちが「あまりに奇妙すぎる」と感じることもありました。
誰もがそれぞれに変わった一面を持っているものですが、村上作品の登場人物たちにおける「常識」や「普通」の感覚は、世間一般のそれとは大きく異なっているように感じられます。
日本の小説家にはそうした傾向を持つ人が多いのかもしれませんが、少なくとも私がこれまで読んできた英語圏の小説では、こうした独特な空気感に出会ったことはありません。😅